こんにちは、ツクリンクです!
こちらのお知らせでお伝えしましたように、当社では建設業界のみなさまの事業成長やネットワーク構築を支援するため、定期的にセミナーを開催しています。
先日、木耐協(日本木造住宅耐震補強事業者協同組合)との連携の一環として、開催した組合員向けの限定オンラインセミナーをレポートいたします!
今回セミナーを担当したのはこの方
木耐協×ツクリンクの意義
今回のセミナーでは木耐協さんの
”地震災害から国民の生命と財産を守るため、「安全で安心できる家づくり・まちづくり」に取り組み、耐震社会の実現を目指す”という理念と、ツクリンクが目指すパーパスとの親和性やシナジーもあり、建設事業者支援を目的にセミナー開催に至りました。
【今回の取り組みが持つ意義】
・建設業の人手不足に対し、ツクリンクという「プラットフォーム」で社会課題解決の一助を支援
・地域の建設事業者の方々が、安心して仕事を受け、任せられる環境を作りのために
・競争して人を奪い合うのではなく、事業者同士が繋がり共創し合う建設業界にするための呼びかけ
人手不足という慢性的課題
今回のセミナーは、「昔ながらの繋がり(紹介)」だけでは足りない時代へ。 ツクリンクで叶える、新たな人材確保・協力会社開拓術というテーマでお届けしました。
慢性的な人手不足に悩まされる建設業界。人口減少している国内の中でも現場作業従事者や大工、職人など技能者の入職者数は減り続け、他産業と比べても顕著に少子高齢化が加速しています。一方で、都市開発やインフラ整備など建設投資額は増加傾向にあるため、有効求人倍率も右肩上がりに上昇しており、各社が人手を競い奪い合っている状態と言えます。
出典:国土交通省(参考)建設業を取り巻く現状について、より
(https://www.hrr.mlit.go.jp/kensei/sangyo/kensetsu/ninaite/ccus/1811shiryou3.pdf)
紹介だけでは足りず機会損失に
また、建設業界では長年にわたり人材確保や協力会社探しが「紹介ベース」に依存してきました。信頼関係を重視する業界ならではの風土がある一方で、新しい取引先や若手人材との接点が生まれにくいという課題も抱えています。
「受注側も発注側もニーズはあるのにお互いが出会えていない」
これまでの限られた繋がりによる機会損失をどう解消していくのか。現場課題を背景に、当社プラットフォームを通じて“つながり”を広げていく方法をご案内しました。
解決策としてのツクリンク
ツクリンクでは現在、登録事業者数が11万社を超え、さまざまな業種・地域・規模の事業者が、協力会社や元請先との新しい繋がりを日々築いています。 これまでは出会えなかった事業者同士が、信頼性を担保しながらオンラインで新たな関係性を築く──そんな事例が数多く生まれています。
セミナーでは、ツクリンクプラットフォームの機能や実際にツクリンクを活用したユーザーさまの具体的な事例もご紹介しました。
【実際の活用事例】
・職人さんを探してメッセージを送ったところ自社採用につながった
・電気通信事業の会社で、新規取引先拡大を目的に足場屋さん探していて、約2カ月で27社と繋がり2社と実取引。さらに9社と今後取引に繋がりそう・東京に新しく支社を出すことになり新規取引先を探すため、ツクリンク活用+関東の交流会にも参加。神奈川、千葉の会社と取引に繋がった
「競争」から「共創」へ
以前もお伝えした通り、今後の建設業界は、「競争だけでなく“共創”がカギになる」のではないかと考えています。自社のことだけでなく建設業界全体の発展や潤いなど、広い視野で業界の未来を考えている事業者さんに数多く出会ってきました。業界全体をより良くするためには、一人勝ちを目指す「競争」ではなく、相互に情報や人手などのリソースを「共有」し、助け合う「共創」の姿勢が重要なのではないかと感じています。
人材も、案件も、協力会社も。「自社だけで抱えるのではなく、つながり合っていくことで業界全体を活性化できる」その先に建設業界のより明るい未来があるのではないか、そうした新しい可能性を業界団体の皆さまと一緒に考え、実現できればと思います。
まとめ
今後もツクリンクでは、建設業界が抱える人材・協力会社確保の課題に対し、より広い視点で向き合うために、各地域・業界団体との連携を強化し、情報共有やより良い業界づくりを目指していきます。
今後も、建設業界の更なる発展に向けて、各種業界団体のみなさまとの協働セミナーや提携を積極的に行ってまいります。
セミナー開催等にご関心のある方は下記よりお問い合わせください。
▼ お問い合わせ先
営業推進部:村上、田中
メール:g-eisui@tsukulink.co.jp